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Z会 の使い方[PC版]

“癒し”のナショナリズム―草の根保守運動の実証研究

『眼の付け所が良い』
上野陽子さんが保守派の市民団体を相手に行なった参入観察の記録.著者は二次会まで呼ばれるほど調査対象に溶け込んでいる.人柄の良さもあるのだろうが,普通できることではない.調査方法が組織的でない,質問が画一的,また表面的,と批判はいろいろあるだろうが,ベールに覆われた保守派市民団体に集うひとが(意外に?)フツーの人だったとはオドロキである(最初から分かっていた,という声が聞こえてきそうだ).分かっていたことかもしれないが当事者のナマの声が採録できたのは大きな功績だとおもう.小熊先生の解説は正直なくもがなでカットしたらもっと薄い本にできただろう.それでも,上野さんのリポートが共著というかたちで世にでたのは小熊教授の尽力あってこそだと思う.

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