『現象学的方法も可能?』
調査方法に関する本である。調査でインタビューに行くことがあるが、その後のデータ分析方法に困った事がある。単純に発言内容だけをまとめて良いのか、非言語化された部部分をどこまで取り上げて良いのか。この点について、解決してくれる本である。
本書は、基本的に題名を見ても分かるように、グループ単位でのインタビューで1対1のインタビューは、念頭に入れていない。
これは、参加者の対話から聞きたい内容の裏側にはどのような問題があるのかを引き出すための道具である。
この手法は元々は、マーケティングリサーチ手法のうちのひ一つだったようだ。現在では、心理学、教育学においても応用されている。勿論組織論の中でも使えることは可能であろう。但し、顔見知り故にそこで討論することで後に引かないことが前提となろう。
現在では、現象学的手法による研究も本書で紹介されており、その応用範囲は広がる可能性が高い。