『オリジナリティに乏しい本』
最近出た、ロジャーズの「イノベーションの普及」(三藤利雄訳、翔泳社)を補うつもりで読み始めたが、がっかりした。多数の論文が引用されているが、まともなレビューがなされておらず、一体何を言いたいのか、さっぱり分からない。「イノベーション普及論」の「専門家」が、このようなオリジナリティに乏しい本を平気で出版するのは皮肉以外の何者でもない。また、些細なことだが、やたら、「・・・いるのである」で文章を結んでいる。なぜ、シンプルに、「・・・いる」としないのか。要するに、「普及学」を学ぶなら、前記のロジャーズの本を精読することをお奨めする。