『英語論文だけでなく、日本語論文を書く場合にも参考になる良書』
本書は、論文の書き方を指導してくれる良書である。本書は、英語の論文の書き方の方がなぜ日本のそれより優れているのかの核心に触れている。英語の論文は、言いたいことがしっかり書かかれ、構成が明瞭である。本書の訓練により、説得力のある文章を書けるようになる。結果として、日本語でも、はっきりとした主張が書けるようになると思われる。
主張は、ブレインストーミングと、マインドマッピングにより、構造化する。トピックは、時間、場所、背景などの制約条件により選定される。文章は、「序説」「本文」「結論」によりまとめる。これらの手順全てに、エクセサイズがついており、論文の書き方を独習できる。
本書は、論文を書く心構えを指導しており、文章を書く上での心の支えとなる。著者は、論文を途中で投げ出したくなっても、最後まで書く事が大切だと述べている。著者の体験談や、作家の逸話などを載せており、それらが文章を書く気力を高めてくれる。あわせてスケジュールの大切さを教えている。これらは、論文を終わらせることの手助けとなる。
本書を読むこととにより、英語と日本語を問わず、論文を書く素質を磨くことができる。 よって本書は、文句無しの星5つだと思われる。