『明治の外交使節に興味のある方はぜひ><』
海の水はなぜ塩辛いのか、明治時代の人に教えられました^^;
1870年前後のヨーロッパの様子や当時の最先端の技術がよく分かっておもしろいです。当時まだ科学についてほとんど何も知らない日本人について書かれてあるので、産業技術について文系の人でも基礎からよく分ります^^
私は文系なので、特におもしろかったのは、
国民性に関する記述、宗教に対する記述(筆者は無神論者ではないかと思われる)、政治形態に関する記述、です。いくつかの国の国民性に関しては現代にも当てはまるなあ、と感じたり。
突っ込みどころもありますが。人種差別を批判してるのに、視点が差別的であったりとか。
現代語訳が秀逸。総計2万ページを超える5巻セットですが、あまり苦になりません。ただし、専門を深く読みたい人は底本をあたるべき。教育学に関する記述では、訳の間違いがありました。普通に読むぶんには、全然気にならない個所ですが。
また、段落の最初の一文を読めば何が書いてあるか分かるという、筆者の日記のスタイルにより、興味のないところは飛ばして読めます^^