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バブル文化論―“ポスト戦後”としての一九八〇年代

『ちょっと惜しいかな』
島田裕己『宗教としてのバブル』に興味をもっていたのですが、
先にこちらを読みました。やはり中野正貴撮影のカバーは
こころに訴えかけるものがあります。

中身は、著者の論に合う事実をピックしている印象が強く、
ところどころで、『ここでは深く語らない』などとして
議論をあえてしないことを明らかにしていて、非常に残念。

また、議論の進め方が拙く、引用も見にくいため非常に
読みにくかった。

ただ、様々な具体例などが出てきていて、その点では
非常に楽しめる部分はあった。20年以上前の田中康夫の
ポパイ上掲載の文章などは非常に面白かった!

こういった文化論では、自分の考え方と多少合わないものには
採点厳しくなるのかもしれません。

例えば、オタクの総括では、宮崎勤のみに焦点をあてて、
天才たけしの元気が出るテレビ+宅八郎についての言及がないが不満。

また80年代フジテレビの論でもとんねるず論に終始し
(ただその話は非常に面白かったのだが)フジテレビの
話がちょっとどこかに行ってしまった感があったところなど。

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