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Z会 の使い方[PC版]

『デザイン言語』―感覚と論理を結ぶ思考法

『テーマは面白いが,各論が本論に沿っていない』
イメージや空間を作り出すための道具として「デザイン言語」を捉え,「自然言語」や「人工言語」と同様にコミュニケーションツールとして位置づけているのは面白い.また,デザイン言語は感覚と論理両方の能力を統括していくものだという方向性にも共感しました.しかし残念ながら,最初の18ページの序章以外で,デザイン言語そのものについて議論している章はありません.デザイン言語という概念や枠組みには触発されましたが,結局のところそのイロハ(what, why, how, whereなど)は全く分からずじまいでした(私が門外漢だからかもしれませんが).

この本は慶応大学の講義にて行われた講演の一部をまとめたものらしいですが,デザイン言語を使って「問題発見と解決のプロセスを鍛錬する方法を学生が学ぶことを講座の目的とした」と謳っている割には内容がそれに沿っていないように思えます.各講演の内容はどれも興味深くて得るものが多かっただけに,本論であるはずのデザイン言語そのものの議論をもっと拡充して欲しかった.

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